赤ちゃんの体験がコミュニケーションの原点 | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。



こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。

ご訪問いただき、ありがとうございます。


今回も、コミュニケーションについて書きます。


❤︎外交的な子どもと内向的な子ども


自分の意見をズバッと言える子どもと

恥ずかしくて言えない子ども


これは、その子の性格によるのでしょうか。

私は、赤ちゃんの時の体験が大きく作用すると思います。


❤︎赤ちゃんがコミュニケーションの出発点

 

赤ちゃんは、

泣けばおむつを替えてもらえる、

あやしてもらえる……


自分が発信すると何かしてもらえる、

という経験を繰り返すことで、

"声を出すことには意味がある

と学んでいきます。

 

応答を繰り返すなかで、

コミュニケーションが楽しくなり、

ことばを覚える意欲にもつながっていきます。

 

❤︎赤ちゃんが声を出したとき、まねをして返す

 

赤ちゃんに「声を出すことには意味があるんだよ」と教えてあげます。


そのために、

赤ちゃんが声を出したときに、

その声をまねて返してあげましょう

 

こうしたやりとりから、

赤ちゃんは、

声を出すことがコミュニケーションになるのだ、

とだんだん理解していきます。

 

❤︎期待通りに反応してあげる

 

赤ちゃんは、

自分が「いないいないばあ」をすれば、

相手から反応を期待します。


だから、

赤ちゃんの期待通りに反応してあげることがとても大事です。


期待通りにいかないと、ムッとしてしまうこともあります。

 

❤︎子どもは繰り返しが好き


また、

子どもは、

同じことの繰り返しがものすごく好きです。


何度も「いないいないばあ」をしてくることもあるでしょう。

その繰り返しの中で、

頭の中の働きが確実なものになっていきます。

 

❤︎目を見て、ゆったりしたリズムで、できるだけ静かなところで話す

 

赤ちゃんの目を見て、

少し高い声で言ってみてください。


そうすると.

赤ちゃんはこちらをずっと見てくれます。


同じことばを、

同じ調子で繰り返してあげるのも、

赤ちゃんの安心感につながります。

 

❤︎「この人に伝えたら、聞きてくれる」体験


「おはよう。おはよう。いいお天気だねえ」……

そんなゆったりしたリズムが、

赤ちゃんにとって聞き心地もよく、

「ああ、わかり合えた」という時間になります。

 

赤ちゃんが「この人に何かを伝えたら、

待ってくれる、聞いてくれる」と感じるリズムになるように、意識してみてください。

 

❤︎「伝えたい」という気持ちを育てるために

 

そして、もう少し大きくなり、

子どもが夢中になって何かをしているとき、

そばにいるだけでも十分です。


子どもは、

親が寄り添ってくれることで、

「自分がしていることを認めてくれている、

興味を持ってくれている」と感じて、

うれしい気持ちになります。

 

子どもが振り返ったり、

手をつかんできたりすることがあれば、

そのタイミングでしっかり応えてあげます。


❤︎「伝えたい」という気持ちを大切に


子どもはいろいろなものに興味を示します。


そのそれぞれにおいて、

それを「伝えたい」という気持ちを大切にしてあげれば、

コミュニケーションがドンドン育ってきます。


❤︎まとめ。赤ちゃんの体験がコミュニケーションの原点


赤ちゃんが「アー」と言うと

何かしてもらえる

ということをたくさん体験すると

"声を出すことには意味がある

と学んでいきます。

コミュニケーションをとりたい気持ちがすくすく育ていきます。


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