音読は”おうむ返し”、作文は"時"を限定して | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。

 

 

こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

今回は、ご家庭での国語の勉強について書きます。

 

❤︎音読を重視しましょう。

音読には、
記憶力、
コミュニケーション能力、
思考力、
発想力
などをアップさせる力があると言われています。
 
まだまだ沢山の効果があります。

❤︎音読は難しい

子どもにとって音読は、
最初は難しいです。

読み飛ばしてしまったり、
句読点がついているのにそこで区切らずに、
変なところで切ってしまったり、
自分の言葉で読み替えてしまったりして、

音読がきちんと出来ず、
物語を理解することができません。

これでは、音読はきらいになります。
 
❤︎おうむ返し
 
そこで、
"親が先に読んでお手本を示し、
その後子どもがマネをして読む"
おうむ返し読みします。

小さい子どもは、
目で読むことにまだ慣れていません。
 
耳から入った言葉であれば、
読みやすいです。
 
❤︎「マネして読んでごらん」
 
「お母さんが、
少しずつ区切って読んであげるから、
その後マネして読んでごらん」
 
と優しく声を掛けてあげれば、
音読が自然に自力で読めるようになっていきます。

❤︎作文も難しい

作文を書くには5W1Hが必要です。
最初は難しいです。

「何でもいいから自分の好きなように作文しよう」
と言われても子どもは困ってしまいます。

出来事を時系列にだらだらと書いてしまいます。
 
まず、
書く題材を決めてあげましょう。
 
❤︎"時"を限定して

そして、
「今日、公園で鉄棒をしたことを書いてごらん」
「図工で工作をしたことを書いてごらん」……
"時"を限定して書かせるよう誘導すれば、
ぐんと書きやすくなります。

❤︎より深く話が展開できる

また、
短い"時"に限定すると、
出来事の中で
思ったことや、
感じたことを入れていかなければ、
文字数を稼げませんから、
自然とよい作文が書けるようになります。

一つの出来事について、
より深く話を展開できるようになります。

❤︎まとめ。音読は”おうむ返し”、作文は"時"を限定して
 
読むこと、書くことが好きになると、
 
子どもたちは、
いろいろな言葉を聞き、
いろいろな本を読み、
聞いたこと読んだことを考えて、
それについて自分の思ったことを
言葉で表現ができるようになります。
 
生きるために必要で大切な力
思考力・表現力を
自然と身につけるようになります。