"調べる習慣"は、読書習慣の入り口 | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。


こんにちは、学びスタジオの奥川えつひろです。


子どもに読書習慣をつけさせたいですね。


しかし、

読書習慣のない子に、

「この本を読みなさい」と言って強制すると、

非常に強く抵抗し、読書嫌いになることにもなりかねません。


❤︎読書習慣の前に"調べる習慣"


文章に興味のない子にとって、読書はハードルが高いのです。

そこで、"調べる習慣"です。


わからないことがあったら、調べる癖をつけることです。


決して親が手とり足とりやってはいけません。自分でやらせます(子どもが小さくて自分で調べられないときは、一緒に調べます)。


後で、

「どうだった、お母さんわからないから、教えてちょうだい」

と言って、子どもに説明させる方法です。


❤︎調べ方


現代では、情報はインターネットで簡単に手に入ります。しかも画像や動画もすぐに調べられます。


一昔前のように紙の辞書や百科事典で調べたり、図書館へ行ったりする必要もなく、

その場で瞬間的に調べることができます。それを利用します。


❤︎知りたいと思った時に調べる


知りたいという心理状態はそれほど長くは続きません。


ですから、

すぐに調べられるインターネットを使います。


そうすると、子どもは写真や動画、さらに文章で書かれた活字を読むことになります。


そこで好奇心がさらに出てくれば、

図書館や本屋へ行って興味対象の本を見るようになります。


❤︎日常の中に好奇心が転がっている


子どもは小さいときから

「なんで?」「どうして?」という質問をします。


子ども心にも、疑問がたくさんあり、それを知りたいという好奇心があります。


しかし、

その疑問が満たされないままだと、

やがて子どもは「聞いても仕方がない」

と思うようになります。


❤︎好奇心を引き出す


物事(結果)には背景があり、理由(原因)があります。

それは時に、非常に人の心(好奇心)を動かすことであったりします。


日常生活の中にも、あちらこちらに好奇心の種が転がっています。

子どもの周囲にもたくさんあります。


だから、

「知りたいな」という好奇心が出てきたら、

すぐに調べ、好奇心を満たすことが大切です。


❤︎調べるのが好きになる


子どもは、知りたいことですから、喜々としてやると思います。


そして、子どもは調べもの好きになり、

探究心が芽生え、

やがて自分の興味関心以外の対象に対しても、輪を広げていくようになっていきます


❤︎まとめ。「調べてみよう!」


子どもの知りたいに、

「なぜだろうね。どうしてだようね。」

次に、

「調べてみよう!」

という段階まで引き出してあげましょう。


自分で調べることで、

好奇心が満たされれば、

調べることが楽しくなり、


"調べる習慣"が身につけば、

それ調べるの延長が、読書の入り口になります。

そして、

読解力や学力もドンドン身についてくると思います。



「子どもの好奇心を育てる」についてインタビュー