魔法の言葉「頭のいいから幸せよ」 | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。


❤︎「自分は頭がいい」がパワーに


子どもに、

「頭がいい家系に生まれたんだよ」

などと話し続けていると、


それが、たとえ何の根拠もなくても、

子どもは、「私は頭がいいんだ」

思い込みます。


この思い込みが、

子どもに大きなパワーを与えます。

少々失敗しても「あきらめる必要はないんだ」と考えられるようになります。


❤︎灘中の勉強


子どもが

"頭がいい"

"失敗してもあきらめないとなれば、

灘校の学習はどうでしょうか。


❤︎灘校は、1年間に1000の英単語を覚える


灘校では、中学は義務教育だから、カリキュラムがものすごくやさしくできている。

その通り学習を進めると、

中学で、3年間で1000単語

これに対して、

高校では、3年間に40005000単語も

覚えないといけない、

これではバランスが悪すぎると考えています。


だから、

中高6年間でそれを平均して、1年間に1000単語ずつ覚える、無理のない学習をしています。


❤︎2020年から英単語の習得語彙数が増えた


参考までに、

2020年より、小学校から英単語の習得が課され、覚えないといけない英単語の習得語彙数が変わりました。


小学校は、700

中学校は、1800

高校は、25003500


❤︎灘校の数学


灘中を合格したのだから、

中学校の数学の理解は容易だと思う。

ところが高校になったら、難しくなる。

だから、数から数までを高校の3年間でやるのは無理だから、4年かけて高校の内容を学ぶことにします。


つまり

中学校の内容は中1ですべて終わらせ、

2、中3、高1、高24年間で高校の内容をじっくり学ぶ、というわけです。


そして、高31年間は大学受験対策に特化します。


❤︎学校教育はアンバランス


英語の単語の量と数学の内容について見てきました。


大学受験を目覚ますお子様には、

今の学校教育の流れで勉強すると、

高校の学習量の多さに、

圧倒されるのではないでしょうか。


その証拠に、

高校生の8割の生徒が数学がわからなくなる

と言われています。


❤︎灘校方式はバランスがいい


その点、

灘校方式は、中高の6年間で、

学習の量や学習の質を考えて、

勉強していきます。


だから、

現役で大学合格を目指すなら

灘方式の学習がバランスがいいのではないでしょうか。


❤︎まとめ


確かに、学校のカリキュラム通りしていたら、

中学校までは理解しやすいですが、

高校で大きな壁が待っています。


灘方式で勉強をやることは、

最初は努力がいるかもしれません。


そんな時、親から、

「あなたは頭がいい」

と魔法の言葉を聞かされ続けていれば、

きっと勉強を乗り越える支えになると思います。