勉強は“最初の5分”がきめて | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。




こんにちは、学びスタジオ代表の奧川えつひろです。

ご訪問いただき、ありがとうございます。


今回は、勉強開始について書きます。


❤︎勉強は”スタート”が肝心

勉強で成果を出したいなら、

初動が肝心です。

というのは、
脳には、

実際に作業に取りかかることで

あとからやる気が高まってくる

という仕組みがあるからです。

❤︎作業興奮

初めのうちは

「面倒くさいな、やりたくないな」

と思っていても、
5分間ほど作業をしていると、
脳内のやる気の中枢である側坐核が興奮状態になります。


側坐核が刺激されると、

意欲をもたらす神経伝達物質のドーパミンが分泌され、

やる気が湧いてきます。

この現象を”作業興奮”と呼びます。

❤︎作業興奮の状態をつくり出すために

単純かつ簡単な作業から始めることです。

創造的な作業や思考を要する作業は、

たびたび手が止まるので、

作業興奮を引き起こすのには向きません。

だから、
「勉強するのが面倒くさいな……」

と感じるときには、
どれだけ気が乗らなくても、

とにかく着手しましょう。

❤︎5分はあっという間

とはいえ、

「何をやろうかな」

などと考えながらぼーっとしたり、

スマートフォンを手に取ったりしてしまえば、

5分なんてあっという間に過ぎてしまいます。

❤︎5分で行なう勉強は”小さなもの(ベビーステップ)”でいい

ベビーステップとは、

行動を起こすとき最初に踏み出すべき、

赤ちゃんのような小さな一歩のことです。

どんなに疲れていても、

どんなに面倒でも、

小さな一歩を踏み出すことが、

行動を起こし習慣化するためのコツです。

ベビーステップのポイントは、

"面倒、不安”といったマイナス感情が出てこなくなるレベルにまで、

ハードルを下げることです。


そしてそれを継続するには、

初動のハードルを下げてでも行動をゼロにしないことが大事です。

❤︎このベビーステップの勉強

たとえば、
テキストの1ページだけ読む
問題集の第1問だけ解く
単語を3個だけ覚える
用語とその意味をノートに2個書きとる
1ページだけ音読する

このようなベビーステップで取りかかれば、

5分経つ頃にはやる気が出てきて、

もう1ページ、さらにもう1ページ……

と進めることができるます。

❤︎隙間の5分も大切さ

何かをする合間、

例えば、

待ち時間になどの、

隙間時間の5分も、

大切にしたいです。

1日のなかで、

5分のスキマ時間が5回あれば25分。

30日積み重なれば、

10時間の時間を確保できます。

この時間を

リラックス時間に充てるものいいですが、
勉強にあてると

知識レベルに大きく上がりますね。

❤︎まとめ。勉強は"最初の5分"がきめて


勉強開始の5分は、

文を読んだり単語の暗記など

小さいことから始めましょう。
作業興奮状態になります。

神経伝達物質のドーパミンが分泌され、

脳のやる気中枢が活性化します。


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