学ぶことは、生きること | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。



こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。

ご訪問いただき、ありがとうございます。


今回は、学ぶことについて書きます。


❤︎耳を持って、裸で生まれる


私たちは裸で生まれます。

無防備です。

守ってもらわないと生きられません。


しかし、

お母さんのお腹にいるときに

完成しているものがあります。


それは耳です。


耳が完成したときから、

声や音を聞きいています。


❤︎笑顔と鳴き声


生まれると、

小さくて、

なんとも言えない笑顔、

可愛い泣き声で、

お母さん・お父さんを魅了します。


”目に入れても痛くない”ほど

お母さん・お父さんは、

愛情を持って、

子どもの世話をして、

話しかけます。


❤︎赤ちゃんの声は猫と声と同じ周波数


猫は、

5000年前から

人間に飼われていると言われています。


猫の鳴き声の「にゃ〜」は、

人間には心地よい周波数とされています。


生まれたばかりの赤ちゃんは、

ネコと同じ周波数で泣きます。


赤ちゃんは心地よい周波数で泣いて、

自分の要求を伝えようとします。


ところが、

赤ちゃんは体が成長していくにつれて、

泣き声が大きくなり、

周波数も変わってきます。


泣き声は、

心地よさから、

やかましさに変わり、

親をイライラさせるようになります。


❤︎話すようになる


そこで、

次のコミュニケーションの手段が必要になります。


ここで威力を発揮するのが耳です。


赤ちゃんは、

言葉を聞いて、

自分の体の状態や気持ちと関連づけています。


目が見えるようになり、

他の五感が発達してくると、

ますます関連づけが進みます。


そして、

少しずつ言葉を使えるようになっていきます。


❤︎話すことが生きること


自分を守ってもらうため、

自分の思いを伝えるために、


赤ちゃんは、

言葉を話すようになっていきます。


言葉を覚えることは、

生きるための本能、

言葉を学ぶこと、

人間の本能だと言えると思います。


だから、

いろいろな言葉を聞きたがります。


❤︎たくさんの言葉を覚えることができる


子どもにとって、

簡単な言葉と難しい言葉との区別はありません。


簡単と難しいは、

大人が判断しているだけで、

子どもにとっては、

どちらの言葉も

最初は意味がわからないので同じです。


簡単な言葉も難しい言葉も、

どんどん覚えてしまいます。


だから、

たくさんの言葉を話しかけて、

聞かせてほしいです。


また、感情を込めて、話しかけたり絵本を読んであげると、赤ちゃんは喜び、感情も豊かになると思います。


❤︎書くようになる


それから、

子どもが、

お母さん・お父さんが

絵本を楽しく読んでくれるのを見たり、

生活をしている中で、

言葉には、

文字があることを知り、

興味を持ちます。


そして、

文字を書きたくなります。


3歳になると、

手先も器用になり、

鉛筆が持てるようになると、書き始めます。

書けるようになると嬉しくなり、

お母さん・お父さんにお手紙を書いたりします。


書くことで、

自分の思いを伝えようとします。


❤︎読むようになる


4歳になると、

今度は文字を読むことに興味を持ちます。 


絵本を読んだり、

散歩をしていると、

街の中にある、

いろいろな文字を読んで、

喜びます。


書いているものを読むことにより、

いろいろなことを知ろうとします。


❤︎脳の発達との関係


脳は3歳まで急速に発達し、

10歳でほぼ大人と同じになると言われています。


話し言葉は、胎生7ヶ月から3歳まで

文字は、3歳から6歳まで


この脳が急速に発達している

驚異的な感受性を持ち、

集中力と吸収力を発揮します。


つまり、

楽に覚えてしまうということです。


❤︎子どもの発達に合わせた教育


親が子どものしてあげることは、

3歳までは、

たくさんの言葉を聞かせてあげること

3歳・4歳からは、

たくさんの文字に触れさせてあげることです。


そして、

たくさんの言葉や文字に触れることで、

学びのしっかりとした土台を築き上げていきます。


❤︎まとめ。学ぶことは、生きること


子どもは

親とコミュニケーションを取るために

かわいい泣き声を発し、

言葉を覚えて話すようになります。

そして、

文字を書くこと、読むことに興味を持ち、

コミュニケーションの手段を拡げていきます。

このように、

子どもが学ぶことは、

生きること、生きる本能です。

たくさんの文字や言葉のある環境が

子どもの将来の可能性を大きく拡げます。


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