016中学受験のすすめ〜勉強は、自分のため?みんなのため? | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。

 

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♥勉強は一人ですべき?

勉強は、自分のためにするものだと思っていると、
自分に厳しく、時には我慢して、一人で勉強すべきだと思うようになります。
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スムーズに理解できている時はいいのですが、
難しくなってくると、「わからない、どうしょう」と悩み、孤独感を感じます。
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そして、「わからない」が続くと、勉強が嫌いになってしまいます。

♥勉強するは“自分のため” 
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このように勉強する動機が、自分のためだとすれば、
"学んだ知識は、自分のものだ"という意識が強くなります。
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そうなると、
その知識は、自分のためだけに使おうとし、
自己中心の考え方に陥りやすくなります。
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これに対して、
♥勉強するのは“自分も含めたみんなのため”
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勉強する動機が、みんなのためだと思えたら、
"学んだ知識は、みんなの知識"と思えるようになります。
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そして、自分の知識を、みんなために使おうとします。
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そのようにみんなのために使おうとすると、他者の意見を受け入れる余裕もでき、結果的に、より多くの知識を吸収してすることができるようになります。
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♥プラスとマイナスのピア効果
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ピア効果とは、目的意識の高い人たちの中で活動することで、切磋琢磨しお互いを高め合う効果のことです。
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反対に、
成績のよいクラスメイトがいること、自分の学力が相対的に低いということを認識し、学習への意欲を失ってしまうというマイナスのピア効果も起こるようですが、

♥勉強は、みんなでするプラスのピア効果
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目標が同じで、
勉強はみんなのためにすると思える
そんな子どもたちなら、
プラスのピア効果が生まれます。

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だから、勉強は、みんなですべきです。
子どもたちが、お互いに同じ目標に向かって勉強している空気が、楽しい切磋琢磨を生みます。
対面授業が、生き生きした授業になります。
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♥アーガス進学会上本町校の対面授業
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アーガス進学会上本町校は、
中学受験合格を目標とする子どもたちの学びの場です。
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中学受験の問題は、本当に難問がいっぱいです。
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子どもに
「わからないから孤独だ」とは感じさせません。

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そうではなく、
「わからないなら一緒に考えよう」です。
時には、
「わからないならみんなで考えよう」です。
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♥まとめ。みんなのための勉強
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自分のために一人でやる勉強は、結局、自分だけ良ければいいと思う勉強になります。
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私は、子どもとの対面授業を通じて、
「勉強するのは、自分のためでもあり、みんなのためでもあるんだ」という意識を育てていきたいと思っています。
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そして、

目標とする中学受験の合格はもちろん、
将来、彼らが、
他者や社会とのつながりの中で、支え支えられ合い、生き生きと逞しく生きていってほしいと願っています。

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