子どもの読書は"繰り返し"から | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。



こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。

ご訪問いただき、ありがとうございます。


今回は、子どもの読書について書きます。


❤︎子どもは何度でも読んでもらいたい


私たち大人は、
一度読み終えた小説を
もう一度読むことはあまりありませんね。

でも、
子どもは好きな絵本は

何度でも読んでもらいたがります。

❤︎知らないことの中で、ホッとしたい


それは、
子どもが
絵本の中から、
新しい事を知りたいという

未知への期待感を持っている。

その一方で、
道に迷って、
知らない道を不安な気持ちで歩いていて、
知っている道に出るとホッとするのと同じように、

子どもたちは、
知らないことだらけの中で、

知っていることに出会うと

ホッと心が安らぎを感じるからです。

この安心感は大切です。


❤︎安心感があるから、冒険できる

結末を知っているからこそ、

安心して主人公と一緒に冒険ができる

そして、
その絵本体験が楽しいから

何度でも味わいたいと思います。

同じ絵本を何度も要求してくる子ども程、

その絵本の世界をよく理解し楽しんでいることを表しています。

❤︎本棚は宝物

そのような大好きな絵本を入れる
子ども専用に本棚を

作ってあげてほしいと思います。

その小さな本棚に、

少しずつ好きな絵本や本が並んでいきます。


そして、

本棚に並ぶこれらの本の質と量が
その子の一生の読書の方向を決め、
それらの本たちが、

一生の宝物になるんだと思います。

❤︎絵本の大切さ

絵本の敵は、

テレビやビデオです。

❤︎テレビ、ビデオ、YouTubeは怖い

ずいぶん以前から、

2歳児までは、テレビを見せない方がいい

という警鐘が鳴らされたいます。


というのは、
言葉が遅れ、
視線を合わせられない、
友達と遊べない
といった乳幼児の家庭では、
テレビやビデオを長時間見せていることが多いからです。

❤︎テレビやビデオによる慢性疲労

テレビ、ビデオの

過度の刺激による脳の慢性疲労

子どもたちの中に起こっていて、

その脳の慢性疲労から、

持って生まれた能力を

充分に発揮できない子どもが大勢いる
と言われています。

❤︎テレビより楽しい家庭環境を作る

"テレビを消した子育て"

を意識して行う必要があります。

子どもたちに

「テレビを消しなさい!」と言う前に、

テレビより楽しい家庭環境を作ってあげましょう。

「絵本を読んであげるよ」

と言えば、

子どもは、

テレビから離れて寄ってくると思います。

❤︎「星の王子さま」から

「あんたが

あんたのバラを

とても大切に思っているのはね、
そのバラのために

たくさんの時間を費やしたからだよ。」

❤︎手作りの子育て

かけがえのない子どもに、
かけがえのない時間を費やし、
"手づくり子育て"をしてあげましょう。

子どもたちも、

親の手作りの子育てを体験して、
自分で作ることが大切だ

と思う気持ちを育んでいくと思います。


❤︎まとめ。子どもの読書は"繰り返し"から


子どもにとって、

周りは知らないことの連続です。

その中で、繰り返し同じ物語を

読んでもらいたがります。

その知っている物語を聞いてホッとします。

この安心感が大切で、この安心感があるから

主人公と一緒にする冒険を思いっきり楽しめます。

そんな物語をたくさん持つことは

宝物をたくさん持つのと同じように貴重なことです。


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