「知性の土台には、秩序! 」日々の秩序が、安心を与え、 知性の土台になります! | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。

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❤️知性の始まり
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子どもは、同じ形を集めたり、並べたり、合わせたりすることが大好きです。
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子どもは、いろいろなものを、まず"区別"します。
そして、同じもの同士を"集める"とか、
"比べる"とか、
"合わせる"とかします。
この子どもの行動が知性の働きです。
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知性の働きとは、"分類"ことです。そして、区別して分けたものを"集合"、"比較"、"対応"することです。
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このシンプルなことが、子どもの大事な知性の始まりです。
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❤️活動の持続性か、知的好奇心の原動力に
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この"区別する・集める・比べる・合わせる"を組み合わせると、子どもの活動が"持続性"を持ちます。子どもの活動は"自発的"に続きます。
そして、この活動が宇宙の果てまで知りたいエネルギー、知的な好奇心の原動力になっているのです。
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❤️この知性を引き出す秩序
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0歳〜3歳の子どもは、秩序への特別敏感な心を持ちます。そしてその秩序感が、やがて知性の働きに繋がって行きます。
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いつもある場所に置く、必ずあった所に戻す"場所の秩序"
一日の流れを同じ順序にする"順序の秩序"
ママのもの、子どものものと持ち主をはっきりさせる"所有の秩序"
いつものやり方で行う"習慣の秩序"
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❤️3歳までの子育てに大切なのは"秩序感"
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"秩序感"とは、生まれて間もない小さな子どもが自分の周りの環境を理解するための羅針盤のようなものです。
自分の位置を知ろうとしている時に、周りの場所・順序・所有物などがいつも同じであることが、とても大切なことです。
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日々の秩序を大事にすることで、子どもが安心して自由に動くことができるようになり、それが、自発的に知性を働かせていく土台となっていきます。
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❤️秩序の知性のまとめ
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秩序感は、3歳頃まで特に強く、周囲の状況を把握する羅針盤のような役割を果たします。
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鋭い秩序感はやがて、知性の働きと重なり、その土台となります。
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知性(分類・集合・比較・対応)は、自発的な活動の原動力になります。