今月は段差を克服するロボットの開発です。かわいらしい図鑑で段差を突破するロボットをテスト中です。
段差のある床面を進むことは、ロボット開発にとって長きに渡る技術的課題です。テスト環境は2cm以下の薄い図鑑ですが、目標は10cmオーバーの段差です。4輪タイヤのみでは、解決は難しいでしょう。しかも、課題は、連続した段差を突破する必要があります。その為にも、何等かの工夫が必要です。
アドバンスコースのロボット教室で学ぶことは、とても実践的です。部材の長さやモーターの力など制約は多く、少し考えただけでは解決は難しいように思えます。しかし、子供たちはあの手、この手で突破を試みます。
この段差克服ロボットが克服するのは、「段差」だけではありません。マナビオでは、「自分克服ロボ」などと呼ぶこともあります。