
市原市八幡宿の「セントラル 」さんにコンテスト提出用に市原の風景写真を銀塩プリントしてもらいました。提出前に、仕上がった写真をマナビオの机に置いて、最後チェックをしています。
運動会のように動きのある被写体の撮影を上達しようとすると、撮影枚数は自然と増えていくものだと思います。ところが、風景写真の上達過程では、特有なことが起こります。
まず、風景写真で失敗を重ねると、カメラを三脚に据える前から雲の状態や光の具合などから"足りない物探し"を始めてしまい、カット数は徐々に減る傾向があります。一方で、点景として写真に映り込む人物や細かな葉っぱなど"情報"が多くなると、動くものなど何も無いように見える風景写真を、まるで通り過ぎるF1カーを撮るようにパシャパシャと連写するようになります(笑)。結果、同じ位置からの撮影枚数は増える傾向にあります。
個人的に風景写真は、機材・実力が6割、運が4割ぐらいに感じます。カメラには十分過ぎる性能が備わっています。機材・実力がほぼ固定値とするならば、"いつでも撮れる状態"をつくって撮影機会を増やし、"運"を上げることが良い風景写真を撮る近道ではないかと想像しています。
今年のコンテストの結果はどうなるでしょうか...?