
2階の休憩コーナーに、ポニョのジクソーパズル(1000ピース)を出しました。
2階で行うアルゴクラブや個別進度学習に通う生徒達が、授業の前後や休憩時間に少しずつ作ってくれました。あとは、単色のピースを配置するばかりです。
面積の大きい単色ピースの組立ては、ピース形状しか頼る情報がない単純作業です。
アプローチはおそらく2通りです。
「手に取った1つのピースを配置可能な場所に総当たりする」
か、または、
「特定の一ヶ所に配置可能なピースを持ち替えながら総当たりする」
のどちらかです。いずれにしても単純な総当り作業なので、機械に処理をさせたくなります。
コンピュータープログラムにおいて、条件を満足する限り処理を進め、候補がなくなったら処理を戻して別の解を探す、このような繰り返し処理を「バックトラック法」といいます。処理の要は、人間が指先で感じる「ピタッと入ったらOK」という感覚の判定方法にあります。小学生低学年でも分かることですが、機械に理解させるのはなかなか難しそうです。改めて「人間って、すごいなぁ」と思います。
そんなことを考えながら、"ピタッと入るピース"を生徒と一緒に探しています。