
造られるロボット達を見ると、ロボット教室を監修なさっている高橋智隆先生は、単に工学的合理性を追及するだけでなく、デザインにも一家言持っているように思えます。ロボット教室で使用するパーツには"ロッド"や"ビーム"のように工学的名称がつけられており、色は機能ごとに統一されています。
梁材として使用する"ビ-ム"は黒色です。ところが、最も短いビーム1ポチ(パーツの突起の数を表す独自の単位)だけグレーなのです。何故、色が違うのでしょうか?
ビームは、長さの異なるパーツをいくつも使って数段積み重ねて使うことがよくあります。製作者は、テキストに掲載された写真から、着目している段にどの長さのパーツが使われているのかを類推する必要があります。この時、中途半端に1ポチだけずれているものを、黒一色のパーツで認識するのは、かなり難しい作業になります。そこで、ビーム1ポチだけ色を変えたのではないでしょうか。
これは、あくまでマナビオの解釈であり仮説です。いつか高橋先生にお会いする機会があったら、是非、理由を直接うかがってみたいと思っています。
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