【身近な問題:一歩引いて見る】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


一歩引いて見る

 子どもだけでなく、大人でも、何かに一生懸命になると、周りが見えなくなることはよくあります。


 子ども達により自発・能動的に学習してもらおうとすると、どうしても、前へ、前へと誘導してしまいます。息苦しさを感じたり、やる気が出ないような時は、ちょっと立ち止まって、自分のやっていることを一歩引いて眺めてみることは、とても大事だと思っています。


 例えば、個別進度学習教室の写真は、いつも明るい教室の中で撮影しています。ところが、一歩引いた場所から見る教室の様子は、全く別物に見えませんか?


 思い返してみると、

「一歩引いて見るんだよ。」

と私に教えてくれたのは、高校時代、デッサンを習った美術の先生でした。


 子ども達に教えている時、

「それで今、何やってるんだっけ?」

という私の口癖は、理解しようとしている対象から視点を一歩引かせる効果を狙っています。