【理科実験教室(上級):時計の分解】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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時計分解

 クオーツ時計を分解します。


 文字盤から針をはずし、ムーブメントをばらしています。電池を入れると、歯車が動くところを観察することができます。


 クオーツといえば、電池とコイル、そして磁石です。ムーブメントの中に小さな回路になって納まっています。正確な時計を安価に量産する技術としてクオーツ(水晶)は欠かせません。


 2015年現在、1秒の定義は、1967年に開催された第13回国際度量衡総会で定義されたセシウムを使った原子時計が使われています。精度は10の-15乗(3000万年に1秒のずれ)です。


 その後、研究が進み、日本の研究者・香取秀俊氏が開発した「光格子時計」の精度は、原子時計の3桁上をいく10の-18乗(160億年に1秒のずれ)だそうです!


 ここまで正確だと、いままで普遍視されてきた物理定数にすら、何か新しい発見をもたらすかもしれないと言われています。また、時間の進みは重力の影響を受けます。高さの異なる場所にそれぞれ光格子時計を置いて、2つの時計のずれを計測することで、高低差を1cm単位で知ることが可能だそうです。


 正確な時計を作るには、技術的に何が難しいのでしょうか?調べてみると、面白いですよ!


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