
"フラッシュ"というと、目の前でカードを見せて短時間に関連のない言葉を記憶するトレーニングを想像するかもしれませんが、少々異なります。
アルゴクラブの"フラッシュ"に道具は必要ありません。この写真は、
「では、目をとじて!」
と言った直後です。
この日は7階建てのビルの窓明かりが、灯いたり消えたりする問題でした。
「○階と△階の窓に明かりがつきました。△階と□階の明かりが消えました...。」
と言っていき、最後に
「明りが消えている窓はいくつあるか?」
とききます。
これは
「状態の変化を言葉だけで正確にイメージできるのか?」
を競う遊びです。問題を出すスピードや変化する対象の多い・少ないによって難易度は変わります。そして、
「何をきかれるのか最後まで分からない。」
というのも問題のミソです。
学校などの集団授業では"単指示"と言って、複数の手続きを理解し易いように1つずつ指示する手法が取られます。確かに理解は助けるかもしれませんが、子どもにとって必要な大事な能力の成長を妨げているような気がしてなりません。
お友達との競争を楽しんで、
「できた!」
「スゴイねぇ!!」
とやるのがアルゴ流です。