【ぷちマナビオ:てんびんあそび】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


ぷちマナビオ:てんびんあそび

 「さんすうのめ・ぷちマナビオ」では、小学校で机上の概念をを学ぶ前にできることはないかと思い、手を使って考える演習を中心に行っています。この日は「てんびんあそび」です。


 重さの概念のない年長さんでも「重い・軽い」は認識できます。てんびんを使って重さを比べると、同じ重さの時、秤が釣り合うことが分かります。大好きなお菓子のシートを使って、重さの異なるお菓子を数を変えて、同じ重さにする"あそび"です。


 小さな生徒達は、何かを質問すると大人の表情を読み取って考えずに答えを導くことがよくあります。

「本当にそう思う?」

と問い直すと、今度は目を上方に向けて何やら計算(?)して、その後、ニッコリと笑って

「そう思う!」

と言ったりします。


 便宜上、机と椅子を用意していますが、年長さんなので学習スタイルにはあまりこだわっていません。また、50分の授業中、ずっと集中することも難しい年齢だと思います。大事なのは、手を使いながら、たとえ短い時間でも"考える場"を子どもに与えることだと思います。