【身近な科学:フェンスの滴】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


フェンスの滴

 今日の市原市は、朝方は曇りでしたが、今(AM9:30)は雨が降っています。雨が降る中、マナビオの前にあるフェンスについた滴を撮ってみました。


 長く続くフェンスに滴が沢山ついています。こういうものを見ると、トンッとフェンスをたたいて一気に滴を落としてみたくなります。


 カメラの液晶画面を覗いて撮っていると、ただ散らばっているように見える滴にパターンがあることに気がつきました。1.縦柱のごく近くには滴はできません。滴が大きくなる前に柱を伝って落ちていきます。2.隣り合う滴は、ある一定以上の間隔が空いています。隣の滴と近づくと、大きくなって落ちます。3.カーブを描いて張り出した2段目の滴の数は、その真下の3段目に比べ少ないです。2段目から落ちた水滴を3段目が受け止めている為だと思われます。


 こんなところでも、目には見えない水の表面張力が影響し、滴の位置や数が決められているようです。もし自分が滴だったら、目に見えない力が自分に働いていることや、自分が何かに影響を与えていることに気づくでしょうか。