【身近な問題:「考える」ために必要なこと】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


小1が描いた宇宙戦艦ヤマト

 分からない問題にあたった生徒が、

「意味、分からない。無理!!」

と強く拒絶する場合があります。


 このような子どもの反応は、特別なものではありません。


 小1の頃通ったエレクトーン教室での私が、まさしくこの状況でした。


 曲をぶつ切りにして弾く練習をやりたくなくて、いつも不満を持っていました。


 教える側は、自分の理想や経験から得た方法論で学習効果を上げようとします。エレクトーンの先生は、

「弾きたいように弾く練習は自宅でして、教室では自宅でできない練習をすべき」

というお考えだったのだと思います。しかし私は、自宅で練習はせず、教室で(自宅でもできるような)練習をしたがり、ただ

「うまく弾きたい!」

とだけ願うような生徒でした。


 結局、どんな習い事でも、生徒本人が学びを受け入れる扉を開かない限り、効果はありません。


 また、教える側の方法論が生徒にあっていなければ、扉を開けようという気持ちにはなりません。そこで、マナビオでは、子どもが押さえている扉を、様々な方法で叩いて

「お顔を見せて!」

と呼んでいるのです。