【身近な科学:カマキリが孵りました】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


カマキリの卵鞘の孵化

月曜の午前中、マナビオに来たら、玄関ホールのカマキリの卵の入ったケースが赤ちゃんカマキリでいっぱいでした。またもや、孵化する瞬間を見ることはできませんでした。


 前回(2013年)より3日早い孵化でした。


 カマキリの記事を書く時、卵鞘(らんしょう)から赤ちゃんカマキリが出てくるのは"孵化"なのか"羽化"なのかいつも迷ってしまいます。


 卵から子どもが生まれることを"孵化"といいます。昆虫が、最後の脱皮をして、成虫になることを"羽化"といいます。「卵から生まれるのだから孵化でいいんだよな?」と思うのですが、赤ちゃんカマキリを見ると成虫と同じような形をして出てくるので、「あれ?実は"羽化"だっけ?」と迷います。赤ちゃんカマキリには翅がありません。卵から孵化した幼虫は脱皮を数回繰り返し、"羽化"して成虫になります。


 変化のない卵を見飽きて

「もうダメじゃない?」

と言う生徒もいましたが、今年も生まれてくれたのでホッとしました。