
何かを学ぶには、生徒として事前に備えるべき能力があります。
旧文部省は「学習障害児に対する指導について(報告)」(平成11年7月)の中で、学習に必要な能力として1.聞く、2.話す、3.読む、4.書く、5.計算する、6.推論するの6項目を挙げています。これらの項目は、障害判定のためだけでなく、学習のつまづきの原因を探るにも有効だと思います。
マナビオで学ぶ生徒は、内容、年齢、到達レベルも様々です。しかし、この項目に着目して指導する方針を一貫させています。
このような学習方法の中で適切に成果を評価されることで、生徒達は昨日までとは異なる未来の自分を想像できるようになるのだと思います。そして、その結果として、大きな学習効果が生まれるのだと思っています。