【身近な科学:ブラインシュリンプの孵化】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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ブラインシュリンプの孵化

 理科実験教室(初級)で顕微鏡観察しました。


 "シュリンプ(エビ)"とありますが、厳密にはエビではありません。エビ同様、節足動物甲殻類ですが、鰓脚綱(さいきゃくこう)というカブトエビやミジンコの仲間です。世界各地の塩水湖に生息し、長期間乾燥に耐える休眠卵が特徴です。乾燥した卵を塩水に入れ24時間経つと、次々と生まれてきます。


 孵化したプラインシュリンプは、動き回るので撮影には不向きです。仕方なく、孵化直後の卵を見つけて、撮ってみました。顕微鏡のピントをずらしながら6カット撮影し合成しています。この状態でも触角は動いているので、写し止めることはできませんでした。


 濃いオレンジ色した部分が目です。孵化直後は単眼です。孵化後12時間で最初の脱皮を行い、15回ほどで成体となるそうです。