
小湊鐡道の養老渓谷駅の切符売り場の外観と内観です。
きっぷうりばのカウンターの低さが目を引きます。内部を見ると、懐かしい紙切符をストックする棚があります。左側のスチール製の机と壁に固定された造り付けカウンターとの段差を解消する為、枕木を差して棚を置いています。ということは、このカウンターは、机より9cm位高いことになるので、高さに配慮され設計されたことになります。すると、日本人の平均身長が高くなったことが、カウンターを低く感じる理由かもしれません。
技術が進歩し、現実と非現実の境界は、とても曖昧なものになりました。私は、人の意図や自然の摂理が読み取れる物に触れた時、それが現実であることを強く実感します。
"現実"の捉え方は、人によって様々です。生徒達に「現実を良く見よう!」と声をかけるのは、自分なりの見方をしっかり身につけて欲しいと願っているからです。