
ある私立学校の塾向け説明会に参加しました。校長先生が「進学校化」を目標にすると明言し、
「"行動する哲人"を育てます!」
と宣言する姿は、さながら、株主総会で事業内容を説明する経営トップを見るようでした。
組織に行動規範を浸透させるため、就任4年目の校長先生自らが"行動する哲人"を演じ、その姿を教員、生徒に見てもらうことで、学校組織を変え、生徒を変えていこうという強い意気込みを感じることができる説明会でした。
久しぶりに、学習産業とは異なる、懐かしいビジネスの現場に足を踏み入れた感覚がありました。
マナビオの中にいると、自分の思いを伝えることばかりに気持ちがいってしまいがちです。帰りの電車の中で
「生徒に問うていることを、自らが実践できているかな?」
と確認せずにはいられませんでした。