
「身近な風景」の文章を書く際、「風景、景色、光景」の意味の違いが気になりました。調べてみると、風景は"目に映る眺め・情景"、景色は"自然の眺め"、光景は"心に何かを感じさせるような景色、具体的な場面"とありました。
では、「"風景"写真」とは何でしょうか?
自分で撮影した風景写真を見ては、いつも、
「何かが足りない。」
と感じます。どこか、"記録"写真のように見えるのです。
あらためて"風景"という言葉の意味を考えてみると、撮った写真が”情景”になっていないから、見る人には何かが足りなく(=満たされなく?)感じるのかもしれない、と思い至りました。
この写真は、月に照らされたリング状に光る雲の"光景"が美しく撮影しました。説明がないと何を写したのか分からないので、写真としては失敗でしたが、少しだけ"情景"を表現するヒントをくれたように思います。