
いつも平らに敷き詰めているI-Cubeを立体的に積み上げる課題です。
4隅に柱を立て、蓋を支えることができたら、「できた!」です。3分間で手を止め、一番高く屋根を支えた人が、一番高いポイントになります。
同じ高さの柱を4本作ることは、ある程度、頭で想像できます。ところが、「ピースを立体的に積み上げて倒れないか?」は、手を動かして試してみるまで分かりません。
生徒達を見ていると、まず柱を1本立て、残りのピースをその高さに揃えて積めるか試行錯誤します。手際の良い生徒は、最初の1本の柱の高さの設定が、絶妙です。完成すると、造形的にも安定感があり、まさしく「宮殿建築」のように見えます。
戦略を持って、手を動かして、はじめて答えを得ることができる、面白い課題だと思います。