【アルゴクラブ(中級):I-Cubeで宮殿建築】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


宮殿建築(I-Cube)

 いつも平らに敷き詰めているI-Cubeを立体的に積み上げる課題です。


 4隅に柱を立て、蓋を支えることができたら、「できた!」です。3分間で手を止め、一番高く屋根を支えた人が、一番高いポイントになります。


 同じ高さの柱を4本作ることは、ある程度、頭で想像できます。ところが、「ピースを立体的に積み上げて倒れないか?」は、手を動かして試してみるまで分かりません。


 生徒達を見ていると、まず柱を1本立て、残りのピースをその高さに揃えて積めるか試行錯誤します。手際の良い生徒は、最初の1本の柱の高さの設定が、絶妙です。完成すると、造形的にも安定感があり、まさしく「宮殿建築」のように見えます。


 戦略を持って、手を動かして、はじめて答えを得ることができる、面白い課題だと思います。