
アルゴクラブが終わった夕方に、生徒達がキットパスで書いてくれました。絵だけでなく、蕪村の俳句を添えるという心遣いがにくいです。
この俳句のような風景描写は、文字ならではだと思います。確かに、満月の月の出は夕方6時ですから、晩春の日没とちょうど同じ時間帯です。このような風景を一枚の写真や絵で見たいと思っても、東西に分かれているので簡単にはできません。ところが、文字で表現すれば、壮大な風景を皆で共有することができます。
ガラス面に大きく書かれた作品の撮影は、なかなか難しいことにも気が付きました。内外の明暗差や反射が影響し、余計なものが多く映り込み、書いた絵を見せる写真が、とても撮り難いのです。
屋外側から書かれている理由は、屋内側には飛散防止フィルムがガラスに貼ってある為です。キットパスで書く時には注意が必要です。