
今年は、内田未来校で購入した休耕田育ちのメダカ達が生んだ卵から生まれた稚魚です。昨年、お店で購入したヒメダカとは明らかに種類が異なります。やや黒っぽい成魚なので、黒メダカのようにも見えますが、メダカは種類も多く、ハッキリ分かりません。
インターネットを調べてみると、メダカは2003年に環境省が絶滅危惧種に指定され、2013年には遺伝的に分類したメダカ北日本集団とメダカ南日本集団に2種に分けて指定されたとあります。ところが、遺伝的特質に配慮せずメダカを保護目的に放流した為、新たな問題を生んでいるそうです。
野生メダカには地域性があることがハッキリしていますが、外見で簡単に判別できないことが問題を難しくしています。運よく、保護個体を分離できたとしても、今度は遺伝的多様性を維持するのが難しいです。
希少生物を保護することが、いかに難しいことか分かります。