【わくわく文庫:読み取って書く】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


読み取って書く

 音読を終え席に戻ると、読み終えたばかりの本を開いて本文中の文章を再構成して要約文を作る生徒がいます。


 文章を書くのが苦手な小学3,4年生には、確かに有効な方法で、書く手が止まってしまうようなことはなくなります。しかし、このような要約を繰り返していると、"作業"の色が濃くなり、考えずに書くことに慣れてしまうおそれがあります。


 そこで、小学5年生以上では、読む本をあえてやや平易なものに変え、読み終えたら本を閉じ、自分の言葉で要約を書くようにしています。


 物語には沢山のエピソードが書かれています。そこから、400字の要約に必要な出来事や読み取った登場人物が行動した理由・目的などを、自分の言葉に置き換えて表現します。


 書くことに慣れたら、次のステップは"読み取って書く"ことです。


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