【身近な科学:つくしの傘】 | 市原市「マナビオ」のブログ

市原市「マナビオ」のブログ

マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


つくしの傘と胞子

 知子先生が、「傘の変化が見られて、面白いよ!」と言ってつくしを持ってきてくれました。並べて撮影してみると、確かに、傘が開いていく様子が、よく分かります。


 つくしの胞子は、緑色をしています。写真(i)-(iii)の傘の中が緑かがった部分が胞子です。(iii)の上半分は、すでにありません。(iv)以降は、傘が開いており、胞子は完全にありません。


 胞子の顕微鏡写真も撮ってみました。人のような形で面白いですね。細いカールした4本の腕(弾糸(だんし))を持っています。この腕は、湿度に敏感で、顕微鏡の横から「ハァ」と息をふきかけるとすばやくクルクルと丸まります。そして、しばらく放っておくと、再びごそごそと腕を伸ばします。不思議な働きですね。