【わくわく文庫:"言葉"に触れるとは何か?】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


芥川・魔術の要約

 芥川の「魔術」を要約している小4女子が、「しぐれのふる晩に...」と書き出しました。おそらく、要約でもしない限り、書くことのない文章ではないでしょうか。


 原文をそのまま抜き出した本人は、意識して書いたわけではないようです。そこで、

「"しぐれ"って何?」

とたずねると、

「(しばし間)...雨でしょう?」


 辞書で意味を知ると

「(やっぱり)雨だ(エヘン)。」


 言葉には、季節の意味も含まれるので、

「"しぐれ"はいつ降るの?」

と続けてたずねました。面白い返答を少し期待しながら待っていると、

「寒い季節?」

なかなかシッカリした生徒です(笑)。


「では、漢字で書くと?」

「エーっと、待って!エーっと...」

 「わくわく文庫」は、小学生から中学生に読ませたい本が選定されています。マナビオの「わくわく文庫」で、普段あまり目にできない、大切な"言葉"に触れるのはいかがですか?


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