
2013/12/12の記事 に載せた、「黒い背景に試料が浮かび上がる写真」の撮り方です。
顕微鏡付属の照明を切って、別の照明を横からあてています。光量調節可能なリングライトを卓上型の三脚に着けています。
背景の黒い部分の面積が大きいと、カメラが「暗い」と勘違いして、絞りを開け気味にして"適正"と判定し、そのまま撮影すると白っぽい写真になってしまいます。光があたった試料だけが適正な露出になるよう、掲載した写真では-2.3に露出補正しています。すると、背景の黒も引き締まり、試料のトーンも綺麗に再現されます。
参考:【身近な科学:顕微鏡写真の撮り方 】