【身近な科学:パラジクロロベンゼンの結晶】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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パラジクロロベンゼンの結晶(150倍)

 顕微鏡に上から光をあて、黒い背景に試料が浮かび上がる写真を撮ってみました。


 これは、理科実験教室で作った、防虫剤として使われている樟脳(パラジクロロベンゼン)の結晶を150倍で撮影したものです。水には溶けず、アルコールに溶けます。


 11/6の尿素 に比べると、見た目は針のようにシャープな結晶ですが、顕微鏡でみると、割とツルッとした部分もあります。この倍率になるとピントずらしも大変です。6枚撮影し、ソフトで合成しています。


 11/17のコオロギ のように、窓から入る自然光でも撮影してみましたが、光が強すぎて思うように撮れませんでした。写真は、レンズ周囲に装着するLED式のリングライトを横からあてて撮っています。透明できれいな結晶を撮影することができました。もう少しフォーカスが合うと、もっと良い写真になりそうです。