
ヒイラギの葉の葉脈標本をつくります。
実験では、強いアルカリ性の水溶液を使用するので注意が必要です。水に薬剤を入れると、手に持ったビーカーが発熱するのが良く分かります。
薬剤を完全に溶解させ、洗ったヒイラギの葉を入れ、アルコールランプで加熱します。10から20分ほどすると、無色だった溶液に色が出てきます。葉の表面に水膨れが現れたら、葉を取り出し、水を張って斜めにしたプラスチックバットに取り出し、洗いながら、歯ブラシで葉の表面をトントンと叩きます。
ヒイラギの葉の鮮度が悪いと、この時、なかなか葉肉が落ちません。実験では、朝方、自宅で採取したヒイラギの葉を使用しています。
"トントン"の力加減がポイントです。葉の鮮度が良ければ、歯ブラシの端部を親指と人差し指で持って、ブラシの重さで"トントン"するだけで、細かな葉脈だけ残して葉肉がキレイに取れます。
台紙を付けてラミネートして、栞(しおり)にしてみました。
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