【身近な科学:木のスリット(造形と機能の関係)】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


市原市「マナビオ」の考え方を科学するブログ-木製スリット

 県立中学校の"適正検査(私立中の入試に相当)"で、駅のホームの写真などを提示して、

「弱者に対してなされている配慮を書き出しなさい」

というような出題があるのをご存じありますか?  


 写真は、マナビオ2階北側教室前の廊下と階段を隔てている、床から天井まである木製のスリット(すきま)です。この木製スリットが持っている機能的役割をいくつあげられますか?


1.落下防止

2.光を取り入れられる


などは、比較的簡単に思い浮かびます。


3.手摺りと異なり跨ぐことができない

4.横材がない縦スリットなので足をかけて登れない

5.材の間隔が適切なので幼児が頭を挟む心配がない

6.死角がないので管理し易い


などもあります。


 生活の中で、いつも目にしている物の形・色には、必ず"意味"があります。そのような、"日常に隠れている秘密"を解き明かすのも楽しいですね!