【ロボット教室(ベーシック):ロボクリーン】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


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 5月は「ロボクリーン」です。


 ゴミに見立てたちり紙をまいています。ロボットは、ブラシ代わりのロッド(赤い部品)をクルクル回転させながら前進してゴミを回収します。


 ブラシと床の間隔が絶妙で、これくらいのちり紙なら(進行方向にあれば)しっかり回収していきます。


 このロボットは、パーツ寸法の妙で成り立っています。タイヤは2個しかないので、ロボットは、電池とモーターが収まっている重たいおしりを引きずりながら前進します。タイヤLの寸法と取付けた位置が、ロボット底面と床の隙間を僅かなものにしている為、前進する勢いを失わず、かつ、ブラシでゴミも上手く回収できる高さを保つのです。しかも、タイヤLよりも僅かにギアLの直径が少ない為、ギアに邪魔されることなく、タイヤが接地できています。


 各パーツの関係性から幅・厚さ・長さを決めるルールを「モデュール」といい、組立て式ロボットの良し悪しを決める、重要な要素となっています。


 このパーツのモデュールは抜群に良く、しかもかなりこだわった作りになっていると言えます。