県内トップの進学実績を誇る中学校は?
こんにちは。
前回、前々回と中高一貫校の話をしてきました。
ですので、この流れで今後しばらくは中学受験関連のお話をしてまいります。
本日は、宮城教育大学附属中学校の入試概要についてお話しいたします。
宮城教育大学附属中学校の入試概要
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その名の通り、宮城教育大学の附属校です。
附属小学校・附属幼稚園もあります。
ですが附属高校はないので、エスカレーター進学はありません。
この中学校はあまり外部の生徒さんを受け入れない姿勢のようです。
中学入試では筆記試験をおこなわせた後に、抽選会というものをおこないます。
抽選会とはいわゆるくじ引きです。
つまり、成績がどんなに良くても、運が悪いと不合格になってしまうということです。
これまで私が担当した生徒さんの中にも、このシステムで悔しい思いをした人がいます。
また、授業カリキュラムが一般的な公立中とは大きく異なります。
附属校であるため、宮城教育大学の教育実習生が授業をおこなうことがあります。
おそらくは教育実習生が授業をしやすいようにだと思いますが、教科書通りの順番では授業はおこなわず、教育実習の期間だけ別の単元を扱って、教育実習が終わると実習前まで習っていた単元に戻るといった具合です。
例えば、中2でいうと、本当なら中2の最後で習う単元である確率を、秋ごろに教育実習生に扱わせて、教育実習が終わると、実習前の単元である1次関数に戻る(このころは一般的に1次関数を扱う)といった具合です。
ですので、その変化についていけないと感じる生徒さんもいるようです。
また、学校でおこなわれるテストの問題を見たことがあるのですが、他の中学校と比べて難しく感じます。
出題範囲の隅から隅まで、きちっと出題されているような印象を受けました。
入るのも難しく、入った後も独自の授業カリキュラムについていくのが大変といった状況ですが、それでも県内トップの進学実績を誇っていることから、人気はあります。
なにせ、県内トップ校である仙台二高、宮城一高に進学する生徒さんが多く、特に仙台二高への進学率は県下で最も高い年も度々あるぐらいです。
このような環境下で授業についていけない生徒さんがもしいらっしゃいましたらご相談くださいませ。
私は、附属中の生徒の指導経験がございますので、色々とアドバイスさせていただきたいと思います^^
次回からは私立中学校のお話をしてまいります。
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