愛知県犬山市の博物館明治村、バードウォッチングを兼ねて

冬の景色を見ながら散策を楽しんできました。(22日)

 

博物館 明治村は、明治建築を保存展示する野外博物館として、
愛知県犬山市郊外、入鹿池に面した美しい風景の丘陵地に
昭和40年に開村しました。
これまでに移築・復原した建造物の数は現在60を超え、
この地を訪れる人々が明治の新しい形と心を発見し、体験することができる
学びの場・レクリエーションの場となっています。

 

この日も小学生が課外学習などで来ていました。

 

数多くある建造物から少しだけ室内なども紹介します。

 

高田小熊写真館(赤屋根)、宮澤裁判所法廷

 

高田小熊写真館(新潟県上越市)

豪雪で知られる新潟県高田町に建てられた写真館。

明治時代の写真館といえば、

文明開化の象徴のような存在でした。

この建物も例にもれず、ハイカラな雰囲気の建物。

1階は応接間と暗室、居室、

2階には写場(スタジオ)が設けられています。

 

玄関には、正月のしめ飾り

 

2階にあるスタジオです。

 

当時は強力なライトなどの照明設備がなく、

スタジオ内での撮影も自然光が頼りの時代でした。

そのためこの建物では、

光量の変化が少ない北屋根の全面をガラス窓に。

また内側に白黒の布を張ることで、

撮影に合わせて光量を調節できる仕組みになっています。

 

1階の 修整場

 

呉服座(大阪府池田市)

構造は江戸時代から続く伝統建築の名残をとどめた、

木造2階建ての杉皮葺き。

舞台と客席部分には大きな切妻屋根を架け、

その前に軒の高い下屋を降ろして入口にしています。

 

軒下には、絵看板を掲げられる場所が。

 

 

客席は平場(平土間)と呼ばれ、桝(ます)席に

区切られている中央の低い部分と、

2階建ての棧敷(さんじき)と呼ばれる周囲の部分で構成されます。

 

 

懐かしい人たちの写真が掲示さててます。

藤山寛美、渋谷天外など

 

ミヤコ蝶々、浪花千栄子、川上貞子

 

聖ザビエル天主堂(京都市中京区)

16世紀に来日したフランシスコ・ザビエルを記念し、

京都・河原町三条に建てられたカトリック教会堂。

近代の京都でのカトリック布教は、明治12年(1879)、

パリ外国宣教会のヴィリオン神父が入洛したことが

始まりとされています。

フランスの篤志家から寄付を募って資金を集め、

河原町三条にあった旧大名の蔵屋敷を購入して

この教会堂が建てられました。

 

 

正面の薔薇窓や内陣・側廊のステンドグラスは、

色ガラスに白ペンキで草花模様を描いているのが特徴。

室内は身廊と側廊からなる三廊式で、大アーケード、

トリフォリウム、クリアストーリーの3層による典型的なゴシック様式。

 

天井は交差リブ・ヴォールト天井で、

4本の柱で囲われた1つの区画の天井を、

リブで四分割する四分ヴォールトとしています。

 

 

 

右から、聖ステファノ(最初の殉職者)、聖ペテロ(十二使徒の第一使徒)、

聖ヨセフ(聖母マリアの配偶者)、聖フランシスコ・ザビエル、

大天使ミカエル、洗礼者聖ヨハネ(キリストに洗礼を施した人)、

アッシジの聖フランチェスコ(フランシスコ会創設者)が配置されています。

(色鮮やかなのはステンドグラスの光です。)

 

画像には5人しか映っていないです。

聖像たちはそれぞれの持ち物、服装、姿かたちなどから、

どの聖人であるか特定できるそうです。

 

 

キリスト像

 

聖母マリア

赤い衣を着て、マントやヴェールが青であることが多い。

 

イルカ池にはワカサギ釣りの舟が沢山並んでました。

 

ランチは、村内の

碧水亭で「みそカツ定食」

この日は良く歩き回ったので

みそカツが美味しかったです。

 

バードウォッチングの成果は、

 

菊の世酒蔵(愛知県刈谷市)にある梅園で紅梅や

 

白梅が少し咲きだして

 

その梅園に、今年も ジョウビタキ♂ がお出迎え 

とはいっても、すぐ何処かへ~

 

別の場所で、ジョウビタキ♀  

こちらはすぐには逃げないでモデルしてくれました。

 

 

小さな実の山柿かな・・沢山まだ残っていて

これから野鳥の貴重な食べ物になりますね。

 

シロハラ  雑木林にヤマガラも一瞬見かけても撮れず。

 

この他にメジロやシジュウカラも見ましたが

野鳥に出会える機会が少ない日で

5時間ほど散策し約1万歩でした。

 

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

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