亀岡、子どもたちの論理力、読解力、表現力、英語力、コミュニケーション力を鍛える「まなびプロジェクト」 -5ページ目

アウラ学びの森では、現在小学生を対象とした「探究クラブ」の無料体験を実施しています。

今日はその中の「探究算数」の授業がありました。








いつもは「算数パズル」で、子どもの考える力を伸ばそうとしていましたが、それは一人でできてしまいます。

そこで、一緒に考えられるようなネタを小牧先生が見つけてきました!








新聞の記事を読んでいて、それを応用することを思いついたみたいです。

こんなところにも、算数を探究するきっかけが落っこちているものなんですね!







さて、その内容はというと…


─新しい数字をみんなで作ってみよう!



(@_@)?

子ども達の表情はこんな感じでした。

私も、ネタを教えてもらっていなかったので、同じような顔をしていたと思います。









ホワイトボードには、1から30までの数字が書いてあって、どうやら1以外の数字を今からみんなで考えるようでした。

まずは「2」を決めます。







男の子が


─じゃあ魚にしよーっと!


と言って、2の下に魚のマークを書きました。







次は「3」


─ん~…☆にしよう!


また別の男の子が新しい数字を決めました。






次は「4」です。ここで小牧先生が


<「4」って、今までの数字の掛け算で表すことってできひんかな?>


と、問いかけました。







なるほどなるほど…見えた!

そうやって新しく決めた数字を使って30までの数字を表していこうって魂胆だな!

でもどうやって?







<掛け算したら、この新しい数字同士が「くっつく」んや>







皆さん、もうおわかりでしょうか?

「2」が魚のマークなら、「4」は2×2なので、魚マークが2つということになります。

これを繰り返していけば、30まで新しい数字で表せそうですね。








こうして、「掛け算を使って表す」ということと、「新しい数字を考える」ということを繰り返していきました。








みんな、学年が違っても(掛け算ができる必要はありますが)


─これってどんな数字になるんやろう?

─掛け算で表せる?

─おれも新しい数字書きたい!


とあれこれ考えたり話し合ったりする姿を見せていました。







初めての試みでしたが、みんな感想では「面白かった」、「またやってほしい」という意見が多かったです。







ただ、私にはひとつ不満が残りました…。

それは、小牧先生が私だけ新しい数字を考えるチャンスをくれなかったことです。







こんなんにしようかな?へへへ

とか思っていたのに…








小学生と同じように楽しんでいた私はさておき、

今回の「探究算数」、とても良い反応でした!