アウラ学びの森では、毎週金曜日に小学生を対象とした「読書表現」という講座を展開しています。
ひとつの物語を、大人や高校生、小学生という多様な層のメンバーと一緒に読み込む、ワークショップ型の授業です。
物語の中から根拠を探し、自分の意見を述べるための、論理的な思考力を養うことを目指しています。
今回も小川未明の『赤いろうそくと人魚』を読み込みました。
でもこの作品、読み込めば読み込むほど、わけがわからないんです…。
動画を見てどうでしたか?
みんな困ってたでしょ?笑
あんなに優しく描かれていた、おじいさんとおばあさんは鬼のようになったり…
人魚の娘は自分の「悲しい思い出」のために赤いろうそくを残したり…
そもそも娘の心理描写が全然描かれてなかったり…
謎をあげていけばきりがないんです。
そしてその答えを作っていこうにも、本文からなかなか作り出せない。
もうお手上げですね。笑
しかもこの後、また最大の謎が出てくるんですねー
それは、前半で描かれていた人魚らしきものが出てくるんですが・・・
なんと歩いてるんです!!
足は?!人魚だからないんじゃ?!
生徒たちはもうこの愛大の謎に気づいてしまい、頭がぐちゃぐちゃになっていました。
さぁ、来週なんとかみんなで納得のいく答えを作り出したいと思います。
どうなることやら…笑