変化と衰退 | 社長の独り言

社長の独り言

徒然なる雑記です

『祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色

盛者必衰のことわりをあらはす おごれる人も久しからず

ただ春の夜の夢のごとし 猛きものも終には滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ』

 

上記は皆様ご存じの平家物語の冒頭です。

全てのものは常に移り変わり、栄えたものも必ず衰える、おごっているものもそんなに長くは続かない

それらはただ春の夢の様にはかないもので、勢いのある者も最後には滅びる、まるで風に飛ばされる塵の様なものだよ~・・・と道理について書いてあります。

 

私たちの社会、生活は日々変化しています。特に昨今は技術の進歩そしてグローバル化によって

価値観やライフスタイルの変化も早い、変わらない部分も必要ではありますが、変化に適応できない個人、企業は時として衰退の道をたどります。

 

日本においても、バブル経済から現在に至る経済的衰退期があり、その中で個人も企業も社会も今頑張っている人たちは、変化をして生き残ってきたので今があるのです。

 

当社もずっと変化をしてまいりました。

事業としては工業彫刻業に始まり、樹脂加工業→試作品加工業→器具および治具の一品製作業→装置の設計製作→研究開発サービス→伴走型研究開発サービスへと進化をしてきました。

 

組織形態も文鎮型のワンマンからヒエラルキー型へ、そしてフラットを目指すもマトリックス型へ現在はホラクラシー型へ変化しつつあります。

 

働き方においても、有給取得率が限りなくゼロに近かった頃から100%に近づき、年間休日数も90日プラスから現在は120日プラスになり、就労形態および就労時間においても柔軟性に富んでおります。

 

これからの当社の変化(進化)を是非見守りつつ応援願えれば幸いです。