「いのちの布」の展示が始まりました。
私たちの生活にも密着している布。
日本の伝統である着物の布。
そんな布にまつわる技術を見てもらいたいと、
いのちの布展実行委員会さんが企画された展示です。
その生地は日本のあちこちから旅してきたそうで、
八丈島や沖縄からも。
各地にお住いの人間国宝さんたちの作品が集まりました
どれもが着物や帯のための布ですが、
所変わると柄も雰囲気も違ってきて、
日本の風土を感じさせてくれます。
それからぜひ一度ご覧いただきたいのは、
奈良時代の柄を復元させた、経錦の赤い着物。
時代を超えて旅してきた布です。
本当に貴重ですね。
また、そんな日本の布の周りで揺れるのは、
遠くから旅してきたインドの布。
型押しで染められたインド更紗と日本の伝統が並ぶと、
何か私たちは繋がっているのだな、という感覚にとらわれます。
時空を超えて布にときめいてしまう展覧会。
ぜひご覧ください。
本日16日(土)14時からは、ギャラリートークも開催されます。
いのちの布展-纏うこと暮らしに生かすこと-
9月16日(土)~18日(月・祝)
10時~17時(最終日は15時まで)
入場は無料です。