11月2日(日)に近松ゆかりの地をめぐるツアーに行ってきました。
毎年人気が高く、今年は申込受付日朝10分未満で定員の40人に達しました。
電話がつながらず、つながった時には満席になっていた方も多数。
ご迷惑おかけして申し訳ありません。
来年もこのようなツアーを企画しますので、またどうぞご応募ください。
今年は、まず、近松の父が吉江藩を辞して一家で京都に引っ越したときに、近松が一番最初に仕えた一条禅閤恵観の木造が安置され、また茶室「恵観堂」がある芬陀院(雪舟寺)を拝観しました。
茶室「恵観堂」の丸窓から望む東庭はとても美しく・・・。
参加者のみなさんも、短い時間ではありましたがお庭を眺めたりしながら過ごしていました。
そのあとは、境内にある通天橋が紅葉の名所として非常に有名な、東福寺を参拝しました。
紅葉にはまだ少し早かったですが、少し色づいた木々を眺めることが出来ました。
かなり雨が強く降るあいにくのお天気でしたが、さすが東福寺!!
混んでいました。
京都の紅葉の見ごろは11月後半。
トップシーズンには身動きとれないくらいになるんです、ここ。
そのあとは、鯖江藩7代藩主間部詮勝公が命名した「順正書院」がある順正で湯豆腐をいただきました。
順正の方から、「順正書院」の説明をしていただき、各自見学もしました。
間部詮勝公が京都所司代のときに名づけられたものです。
そして、次は、近松門左衛門の最晩年の世話物である「心中宵庚申」の主人公お千代・半兵衛のお墓がある京都市精華町の来迎寺へ。
さばえ近松倶楽部の林代表から解説を聞きながら見学・参拝。
そのあと、本堂に招いていただき、ご住職からお説教をいただきました。
近松門左衛門のことから、日常の心がけのお話まで。
うーんと納得のお話でした。
そして、最終目的地、宇治平等院へ。
平等院に着いた頃には雨もようやく上がり、少し青空がのぞく美しい鳳凰堂を眺めることができました。
立派なミュージアムをゆっくり見る時間もなく、駆け足で。
それでも、近松にふれる一日。とても充実していました。
三連休中日の京都は、予想を上回る渋滞で、時間との戦い。
おまけにどしゃぶりの雨。
参加者のみなさんには何かとご迷惑をおかけしたかもしれませんが、最後には「ありがとう。来年もぜひ参加したい」と言っていただけて。ほっと一安心です。
参加していただいた方、
そして、車内の解説から道案内まで大変お世話になったさばえ近松倶楽部の林代表、
みなさんに感謝します。
ありがとうございました