吉江藩主 松平昌親公の家紋三つ葉葵の原形となった二葉葵を栽培して、吉江藩・近松の里の情報発信を行い、まちづくりを推進していく吉江藩 近松の里ボランティアグループの会員4名が、近松の里・二葉葵を活かしたまちづくりプロジェクトの一環として、立待小学校園芸委員会(4~6年生)23名と一緒に立待小学校中庭で二葉葵を植樹しました。
二葉葵の植栽を通して、子どもたちが地元の歴史や環境問題を学ぶ場を創造し、世代間交流を促進していきます。
中庭は5月から会員が整地・除草を行ってきたもので、台風一過のこの日は曇り空でしたが、会員の指導のもと、子どもたちは、一人一株の二葉葵を植栽しました
今日植栽された二葉葵は、会員が4年前に京都上賀茂神社からいただいてきたものを大切に育てて株分けした子孫で
2年後には毎年5月15日に上賀茂神社で開催される葵祭に奉納できるほどの大きさに育つとのことです
愛着を持って育てていただき、再び奉納という形で上賀茂神社にお返しができればいいなあと思います。
歴史ある葵祭では、使用する7000本の二葉葵が環境の変化で毎年少なくなってきていて困っているのです。
二葉葵を育てて守る葵プロジェクトに吉江藩 近松の里ボランティアグループや立待小学校も参加しています。