今年3月に市指定文化財に指定されました「榎お清水」に特設ステージを設置して、今年で3回目になります「さばえ近松歴史浪漫コンサート」を開催しました
今年のテーマは、伝統芸能と伝統音楽
鯖江人形浄瑠璃「近松座」の文楽と「おばばの会」の狂言「塗師」。
河和田地区「鯖江継体の会」と立待地区「吉江藩 近松の里ボランティアグループ」は、ふくいのおいしい水と郷土の偉人を活かしたまちづくりという共通テーマで、昨年から連携事業を実施しています
そのつながりと狂言が「榎お清水」の雰囲気にぴったりマッチすることから、かがり火が焚かれる中で、幻想的な公演になりました
伝統音楽は和太鼓と篠笛。それにアコーディオンがコラボした魅力的なコンサートになりました
会場周辺には、地元の子どもたちの手づくりあんどん120個も作ってくれました
昨年に比べて会場は涼しかったですが、コンサートの熱気に押されて、米岡町のみなさんが作ってくれたカキ氷が美味しかったです
「榎お清水」の水で煎れたアイスコーヒーも乾いた喉を潤してくれました
夏の夜のひととき、伝統芸能と伝統音楽に触れながら、鯖江の近松門左衛門が生きていた時代に思いを馳せていただいたことと思います
鯖江が生んだ、世界に誇る文豪「近松門左衛門」。全国に情報発信できるブランド力の高い素材です。最大限に活かさない手はありません
地域のみなさんが誇りに思い、地域に愛着心を持ち、特化したまちづくりを進めていく必要があります。そのような趣旨でコンサートを開催しています
出演者のみなさん、来場者のみなさん、地元のみなさん、地元の子どもたち、ありがとうございました