瞑想等のエナジーワークを日常的に続けていくと
多くの方が一瞥(いちべつ)体験をされます。
一瞥体験とは、
ほんの一瞬、悟りの世界を垣間見る体験のことをいいます。
ワンネス体験、覚醒体験と言いましょうか
みんなと繋がっている、「私」なんてない、
嫌なこともしんどいこともすべてどうってことない、
絶対的な安心感に抱かれて幸せ…
人によって
一瞬で終わる人、
ずっと続きどんどん発展していく人、
断片的に何度も起こる人、様々です。
いろいろな体験となりますが
共通して体験されるのは
「物事の見え方、感じ方がガラリと変わってしまうこと」
ではないでしょうか。
かつてスピリチュアル業界で
「アセンション」という言葉が流行りました。
次元上昇した世界に行く人と行かない人、
自分自身の次元(密度)を上げられる人と上げられない人。
優劣で2分する「~側の人」をつくるカテゴライズは好きではありません。
瞑想などのエナジーワーク中に
アストラル世界に赴く方も居ます。
宇宙の端っこを視たり、
次元の高い世界にアストラルトラベルをしたり。
瞑想や座禅で、「空体験」をするのが流行ったこともありました。
湧いてくる雑念や感情を流して流して、明け渡して、
ゼロポイント ー空に至るー
こうしたワークの時に
至福体験を味わう方が多いのですが
少数、「虚無体験」をされて瞑想が怖くなってしまった方も居ました。
なかいまのすべての可能性の原点ではなく、
真っ暗で何もなく、ブラックホールのような虚無空間。
孤独で音も光も何もなく、虚無に吸い込まれてしまいそうな恐怖…
一つ目のボイドはこの「虚無空間」です。
もう一つのボイドは
あまり問題視されていないのですが
①至福空間に中毒して日常生活に戻りたくなくなる人
②物事の見え方が変わって、今までの生活に適合できなくなる人
①の至福中毒の方は仕事を辞めて里山に引きこもったりします。
ご自身の判断で誰も傷つけない範囲でなら問題ないと思います。
問題は②の方で、見え方が変わってしまったために
いままでのように自己犠牲で社会ルールに従って会社務めなど
馬鹿らしくてできなくなってしまう。
けれども家庭には学童がいて、家のローンもあり、
これから教育費もたくさんかかるけど我慢して稼ぎたくない。
視え方が変わって、大局的な視点で物事を把握できるのであればよいのですが
にわか悟りで、いままで自分が我慢してきたこと、
不条理だったことへの不満が爆発してしまう方。
そうした方へは解放のプロセスを
共に歩んでくださるメンターがいらっしゃるといいですね。
その他にも 一瞥後、
スーパーのパック詰めお肉から屠殺された動物の感情が伝わって耐えられない、
お肉&肉で出汁をとった食事を摂るとお腹を壊してしまう、
そこらじゅうに居る霊体がすべて視えてしまう、など
ひとりでは対処に困る現象に遭われる方も居ます。
みだりにクンダリーニや霊道を開くメソッドもありますが
安全に、きちんとフォローアップのあるグループで
エネジーワークを進めたいですね。