前記事では亡くなってから49日の大切な期間のお話をしました。
3次元の世界から肉体を脱いで、幽界で迷ったりせずに
きちんとアストラル界に還る大切なプロセスです。
では肉体を着て生きる人生の中で
一番大切な期間というのはご存じですか?
実は、亡くなる前の49日が一番大切な期間なのです。
とはいっても、自分がいつ死ぬかなんてわからないじゃない?
だから「大切な最期の49日」と気づかずにあっけなく最期を迎えてしまうんでないの?
まず、寿命というのは「何年何月何日何時何分キッカリに死ぬ」という
避けられない宿命のようなものではありません。
状況やご自身の意志によってある程度変更可能な可塑性があります。
なぜ大切かというと
人生最後の総決算ができる時期であるからです。
このわずかな期間で「あの世で観る自分の人生ムービー」を上映前に
最終チェックをして総清算を行えるビッグチャンスなのです。
よく「棺桶に片足を突っ込んだ状態」なんていう方が居ます。
この表現は本当に的を得ていて
魂は3次元半分、アストラル界が半分レイヤーした二重世界に生きています。
まもなく亡くなるという直前の期間は
体が動かなかったり、そんな状態で何ができるの?と思うかもしれません。
最期にできる一番大切なことは
「意識を変える」ということなのです。
やり残したことがないように
自分の人生のひとつひとつ、
そしていまの自分自身をすべて受け容れていくのです。
心残りのないよう、わだかまりを解いたり、
ありがとうや愛情を伝えたり、
自分の後悔を赦したり…
意識の波を 穏やかに凪ぐように清算していきます。
あの世に還ったら
どんな風貌で、何を成して来た人か?ということは指針ではなく
エネルギーそのものであるので
意識がすべて、霊性がその方自身であるからです。
自分の死期は残念ながらわからない方がほとんどです。
ではなぜこの記事を書いたかと申しますと
みなさまの大切な方々の最期に立ち会う時に
その方を失うことは寂しい、悲しいことですけれども
最期のはなむけとしてギフトをお渡しするチャンスであることをご承知おきいただきたいからです。
・わだかまりのある方はいませんか?
・感謝を伝えたい方はいませんか?
・その方が自分を赦せない心の重荷はありませんか?
・誰かに手放しで愛された記憶はありますか?
自分はなかなか捨てたもんじゃない!
そうご自身をご自分で認めていただく何らかのサポートができたら嬉しいですね。