あなたって、どんな人ですか?と聞かれたとき、

「これが自分!」と思っている姿って

本当に100%あなた自身でしょうか?

 

 

また

職場が変わっても、

付き合う人間関係が変わっても、

人生で何度も同じような窮地に陥る…

変わりたいのに、

こんなの嫌なのに、

どうして私は変われないの~!!悲しいアセアセ

 

なぜか 度々同じ感情の波が起こって

他の人はそれほど落ち込まず

うまく気持ちを切り替えられるようなことも

繰り返し、繰り返し

嫌な感情、怒りなどが頭のまわりを渦巻いて

抜け出せない、浮き上がれなくなる…

みなさま、そんなご経験はございませんか?

 

 

 

私はこれができないからダメなんだ!

私のせいでこうなっちゃったんじゃないか?

どうして私はいつもこのパターンから抜け出せないの?

 

自分をリスペクトできていない時、

自分には力がない、自分には運がない、

そういう自分本位に思えない時、

自分が手放しで好きになれない時、

実は「にせものドクロ の自分」を握りしめていることが多いんです。

 

本当の自分は

私は世界一素晴らしくて、

世界一自分が大好きで、

私こそが世界一幸せになる権利がある、

それを1ミリも疑わない存在なんです。

 

ですから

そう思えない時、

自分自身を本当の自分ではないものに

明け渡してしまっているんですね。

 

 

 

明け渡してる相手は、

親やパートナー、上司の評価だったり、

仲のいい友人に貼り付けられたレッテルだったり

他人の都合で投げ込まれたエネルギーなんですね。

 

もしくは、

あの時も失敗したから、私には絶対無理‼

勇気を出してNo!!と言いたいけど、また嫌われる…

嫌な経験は早く忘れて抜け出したいのに、

何度もその時の嫌な感情のるつぼに巻き込まれてしまう。

 

いつだって

自分大好きで幸せな

自分自身で居たいのに

なぜ、誰が

私を不幸の泥沼に引きずり降ろすの?

その正体がわかれば

攻略できるかもしれません。

 

 

 

なんと!

その正体が 『奇跡の脳』に記されていました。

著者のジルは それを

”ピーナッツ・ギャラリー”と呼んでいます。

ピーナッツ・ギャラリーとは、

人体の部位でいうと脳の中の扁桃体を指します。

扁桃体は左右にそれぞれひとつづつ

ピーナツ1粒ほどの小さな粒なんですね。

 

このピーナツ君が何をしているかというと

あなたの体の生存をコントロールしているんです。

何かあなたにとって生存を脅かすようなことが起きた時に

逃げるか? 闘うか? フリーズするか?

緊急時の生存本能の制御、アラームを鳴らす役目なのです。

嬉しいこと、幸せなことではなく、

嫌なこと、辛いこと、危険なことに敏感に警笛を鳴らすセンサーなのです。

 

 脳とからだの中の細胞の99.999%は

 わたしが幸福で健康で成功することを望んでいるはずです。

 でも、ほんの一握りの物語作家は、

 わたしが喜ぶことと無条件にはつながっておらず、

 内なる安らぎの感覚を台無しにする可能性をもつ

 思考パターンばかり試そうとするのです。

 

 この連中は頭の中の言葉を使って、

 悲観に満ちたループを走らせることに情熱を燃やします。

 この連中は、嫉妬、恐れ、怒りといったマイナスの属性を利用します。

 この連中は、しくしく泣いて、不平を述べ、

 あらゆることがいかに酷いかをみんなに言いふらすのが生きがいなのです。

 

 

 

さて マイナスの思考や感情が頭の中で反響してしまうループに陥る

犯人がみつかりましたね。

頭の中の悲観と不平に満ちた物語作家が捏造する

厄介なドラマやトラウマを鵜吞みにして翻弄されず、

その身体機能を知って、彼らをうまく躾け直せば

超えていけるのではないでしょうか。

 

自分の人生の主人公として自分自身をown(自分のものと)する。

次回はピーナツ君の躾けについて書きますね。

 

 

おまけ:鈴蘭