画像は Yahoo!きっず図鑑 さんからお借りしました。

 

セキセイインコも何羽か飼っていました。

 

初めは黄色の♀(ピーコ)&緑の♂(あけち)の夫婦でした。

その夫婦から 不思議なことに

白♂×2、黄♀×1、青♂×1羽が生まれました。

(♀は鼻が肌色のぼこぼこ、♂は薄い水色でつるっとしています。)

親の色柄はそのまま遺伝しないのですね。

 

 

 

しょっちゅう卵を産むので 放っておくとどんどん増えます。

ですので 途中から卵のうちに取り去って捨てるようにしました。

一度にいくつかの卵を産むのですが

全部の卵が孵るとは限らず

孵った数羽の雛の間でも強い子が勝つので

全部が育つかどうかはわかりません。

 

また 子育てを放棄して放置する親もいるので

そんな時は巣箱から出して 別のカゴに暖かくして非難させ

卵黄やビタミンを゙添加した幼鳥餌をお湯でふやかして与える等しないと

死んでしまうこともあります。

世話はしばらく手がかかりますが

そういう子は確実に懐き、手乗りになります。

 

 

 

ある時 飼えなくなった方から 青♀を引き取りました。

みんなの居るかごに移すと しばらくして同じ青の♂を生みました。

ところが 青♂は左足がグーに固まって開かない障害のある子でした。

止まり木に止まれないので フンの落ちる床部分にいつもうずくまっています。

 

数羽を同じカゴで飼うと 弱い子や障害のある子を

皆で突いてやっつけるのです。

母親青♀が庇って 身体を張って守っていましたが

涙が出ていました。

 

直ぐに親子を別のカゴに移しました。

でも子青♂は立てないので フンが腹側についてガビガビになってしまい

長くは生きずに死んでしまいました。

 

 

 

ある時 庭にルチノー(身体が黄一色で赤目)が飛んできて

その子も飼いました。

その子も馴染まず攻撃されてしまうので

別カゴで飼いました。

人慣れはしていませんでしたが、可愛かったです。

 

 

 

飼いやすく、手乗りやお話しをしやすいので

セキセイインコは愛されますが

数羽飼った時に弱いものをいじめたり、

障害者をやっつける姿にはショックを受けました。

いろいろな鳥を飼ってみると

複数の群れで居る時の その鳥種ごとの社会性が異なり

ビックリすることがあります。

 

 

 

セキセイインコは健康で元気で毛並みの美しい♂がモテるようで

最初から居たあけち♂が猛威を振るっており、

娘の黄♀(きいきい)とも交尾をして 卵を産ませて居りました。

最初の妻のピーコとも交尾をするので

ピーコはストレスで頭頂が禿げ、毛並みも悪くなってしまったので

夫婦を別カゴに移し、ボレー粉の餌を与えてカルシウム補給をしました。

 

そのように近親交配を3代繰り返すと

梵天(巻き毛というか毛がひっくり返ったように生えること)が生まれるそうです。

生理的習性なのでしょうけれど

子供心にちょっと傷つきました。