前記事の生体機能のUpdateについて

何が起こるかをお話ししましたが

肝心な「どのように起こるか?」を まだお話ししておりませんでした。

 

 

 

メインブログ ほめたま:集合的トラウマからの回復 の記事に

『身体はトラウマを記録する 脳・心・体のつながりと回復のための手法』

/ベッセル・ヴァン・デア・コーク著 についてまとめています。

 

なぜこの本について たくさんの記事を書いたかというと

もちろん トラウマを負ったことで 厳しい人生を送られている方やそのご家族への

解放のヒントとなれば幸いです。

 

 

しかしながら 一番の目的は この本に詳しく掲載されている

私たち人間の 情動・思考・脳神経のシステムについて

より多くの方に 知っていただきたいという思いです。

教育、医療のお仕事をされている方はもちろんのこと

親であること、介護者であること、

カウンセラーやスピリチュアル・ヒーラーの方

「人と関わる」すべての方に 知っていただけたら 世の中は変わっていくと思うのです。

 

 

そして もう一つの目的があります。

いま現在精神疾患として お医者様や 代替医療を受診される方は

集団生活に上手く適合していけないと感じて、治療を試みられるのだと思います。

上手く適合できないと問題視されて 社会に居場所を見つけることが難しいです。

適合できないときは まわりの人と違うので 人目につくのですが

実は 全く取りざたされない 「過適合」というのも立派な病気だと思うのです。

 

生体機能のUpdate の記事に②で触れました

自己免疫疾患や生きることへの脳幹のシャットダウン等の”内攻”を指しています。

器用貧乏、責任を感じてつい無理をしてしまう、自己犠牲で尽くしてしまうなど

自己愛が充実していない状態や 自己愛着がきちんと育っていないと

自分自身の欲求がわからず、じぶんの体の声、内側の感覚がわからず

生命を健やかに 維持していくことが 段々と難しくなっていきます。

 

そして なぜ「過適合」が目立たず、問題視されないかというと

強引な人、他人を利用したい人、支配したい人などにとって

自分専属で是非とも従わせたい とっておきの人材だから、手放しませんね。

いい人 → (依存者にとっての)「都合のいい人」 なのだとしたら

ぜひ 自分自身へと還る選択を試みていただきたいのです。

 

 

 

ともに 自身への愛着を育ててまいりましょう。

より大きな愛が波及できますように。